ごあいさつ

安全で豊かなまちをめざして

 当広域連合消防本部は、徳島県の北部中央部に位置し、吉野川市及び阿波市の2市で構成され、管轄面積335.25k㎡、1本部2課1室・3消防署体制で組織されています。管内の北側には香川県と県境を接する阿讃山脈、南側は剣山山系の四国山地があり、中央部を吉野川が流れ、その吉野川に沿って広がる平野部と山間部に大別されます。

(1)これまでの経緯
昭和45年7月に、阿波郡と麻植郡において阿波麻植消防組合が発足し、翌年7月に吉野町と土成町の組合加入により名称を阿北消防組合と変更されました。
昭和47年4月から旧8か町村による1消防本部4消防署1出張所で業務が開始されましたが、平成6年6月に美郷出張所が廃止されました。
平成14年3月に、阿北消防組合を解散し、同年4月に徳島中央広域連合に編入し名称を徳島中央広域連合消防本部と変更しました。
平成16年4月に、旧中消防署と北消防署の統合により、土成町に新庁舎を建設し新中消防署が業務を開始し、現在の1消防本部3消防署体制が確立されました。
平成24年3月に、新消防本部・東消防署庁舎の供用開始に併せて、高機能消防指令センターが完成し、業務の運用が開始されました。
平成26年4月に、消防救急デジタル無線の運用が開始されました。
令和元年10月に、老朽化した西消防署を隣接地で新庁舎を建設し、供用開始しました。

(2)現状と課題
 近年の消防を取り巻く社会経済情勢の変化を踏まえ、住民の生命、身体及び財産を守る責務を全うし、消防力の充実強化を図っていく必要があります。最近の各種災害に的確に対応すべく、建築物の大規模化・複雑化などに伴う予防業務の高度化・専門化に対応するための予防体制の充実強化、高齢社会の進展などに伴う救急件数の増加・救急業務の高度化に対応するための救急体制の充実強化などを推進していく必要があります。
 また、集中豪雨や急激に被害が発生するゲリラ豪雨などの自然災害では、広域災害が懸念されます。特に、発生が危惧される南海トラフ巨大地震においては、30年以内の発生確率が70%~80%に引き上げられ更なる防災体制の強化を推進していく必要があります。

(3)今後の方針と施策
 複雑多様化する災害に対し、効果的な消防活動を確保するために、消防力の整備指針に基づき消防車両を計画的に更新するなど、消防資機材の充実強化を図ります。また市町村消防の広域化については、徳島県の広域化推進計画に基づき、関係機関との連携を取りながら進めていきます。

職務遂行のため日々訓練を重ねています!

訓練 訓練
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