消防本部
2025年8月25日
マイナ救急とは、救急隊が傷病者のマイナ保険証(マイナンバーカードを健康保険証として利用登録されたもの)を利用して、搬送先の病院選定や適切な応急処置に必要な医療情報を把握する取り組みで、令和7年10月1日から全国一斉に開始されます。
マイナ保険証を救急現場で利用するメリットとして、傷病者の方の病歴、薬の処方歴、病院の受診歴などの情報を救急隊が搬送前に的確に把握できるため、病院選定や応急処置がスムーズになります。また、病気や怪我で苦しむご本人や、気が動転しているご家族の方から、これらの情報を正確にお伝えいただくことは、場合によっては困難なこともあり、マイナ保険証の利用により情報を把握することは、負担の軽減にも繋がりますので、マイナ救急開始後に救急隊から救急現場でマイナ保険証の提示を求められた際は、ご協力のほどよろしくお願いします。
なお、マイナ保険証の利用にあっては、原則、救急隊員が傷病者の同意を得た上で実施しますが、生命、身体の保護のため必要な場合であって、傷病者が意識不明等のため同意を取得することが困難な場合に限り、同意なしで医療情報等を閲覧することもあります。マイナ救急で得た個人情報は救急活動以外に使用しませんので、ご理解のほどよろしくお願いします。
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