西消防署
2023年7月10日
徳島中央広域連合西消防署の訓練場にて、ファイヤーコントロールボックスを使用した火災燃焼実験を実施しました。近年の住宅は従来の日本家屋とは異なり高気密、高断熱化の建物が主流となっており、建物火災現場において炎、煙の状況把握や給排気の理論による活動が必要不可欠になっています。
このことを踏まえ、今回の実験では火災性状の様々な段階や火災発生時における「フラッシュオーバー」・「バックドラフト」といった特異な燃焼現象を前兆から確認することにより、消火戦術、有効な注水要領、屋内進入時の注意点等を再認識することができました。
今後も創意工夫をこらしながら様々な訓練や取組みを積極的に行うことで、当消防本部全体の消防活動能力の向上を図り、迅速な災害対応ができるように努めていきます。
★「バックドラフト」と「フラッシュオーバー」の違い|消防庁消防大学校 消防研究センター
https://nrifd.fdma.go.jp/public_info/faq/back_draft_flash_over/
炎や煙の性状を理解するために部屋割りをして扉をつけた高さ1m程の模型木造家屋のことをいいます。隊員が合板を使用して作成しました。 |
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