土砂災害対応訓練を実施しました

 毎年、全国各地において台風や線状降水帯等による集中豪雨の影響で土砂災害が発生していることを踏まえて、徳島中央広域連合救助隊24名が土砂崩れなどの災害により土砂の中に埋没した要救助者を救出する土砂災害対応訓練を実施しました。今回の訓練では職員による講義と「一方掘り」と「内堀り」といった掘削手法の確認を行いました。

一方掘り 内堀り
「一方掘り」は傾斜のある斜面などに要救助者が埋没している時に用いる手技で一方向に土砂を排出する救出方法になります。 「内掘り」は要救助者に全方位から土圧がかかっている場合に、四方を土留め板と呼ばれる板で囲うことにより要救助者にかかる土圧を軽減するとともに土砂の再流入を防ぎながら、土砂を排出する救出方法になります。

 今回の訓練では吉野川市立森山小学校の運動場を訓練場所として使用させていただきました。関係者の皆様、ご協力ありがとうございました。

 徳島中央広域連合消防本部では今後も土砂災害をはじめ、様々な災害に迅速、的確な救助活動ができるように訓練を実施していきます。

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