消防本部
2008年11月16日
塩素ガスによる事故事例をもとに、化学物質による災害時の適切な救助活動と周辺住民の避難誘導を行うための化学災害訓練が１１月５日、吉野川市川島町のかもめスイミングスクールで行われました。
プールの機械室で作業していた職員が、誤った薬剤を注入したため、化学反応で発生した塩素ガスにより、数名が受傷したとの想定で訓練を実施しました。
訓 練では、塩素ガスの検知活動と警戒区域の設定が行われた後、陽圧式化学防護服を着装した救助隊による救助活動と防毒衣隊による除染活動が行われました。ま た、救急隊が設営した応急救護所において、自力避難者及び救出された要救助者のトリアージが行われ、救急隊による搬送が行われました。
今後、訓練を積み重ね、化学剤によって起こる事故・災害への適切な対応を身につけ、最小の被害にとどめられるよう努めていきます。
■ 実施日
１１月５日（水曜日）１３時３０分
■ 場所
吉野川市川島町桑村 かもめスイミングスクール
■ 訓練の概要
（１）消防警戒区域及び汚染警戒区域の設定
（２）応急救護所及び除染施設の設営
（３）救助及び除染活動
（４）トリアージ及び搬送
（５）救助者の除染
■ お問合せ先
徳島中央広域連合消防本部 TEL.0883-26-1191
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