中消防署
2008年4月25日
硫化水素による事故が頻発している状況を受け、事故発生時の適切な救助活動および周辺住民の避難誘導を行うための硫化水素災害対応訓練が４月２４日、徳島中央広域連合中消防署で行われました。
訓練では、硫化水素の特徴や強い毒性を伴った危険性を確認した後、危険区域の設定やガス検知器による検知活動、防毒衣および化学防護服の着用等の訓練を行いました。
硫化水素は腐った卵のような強い刺激臭があるが、臭覚を麻痺させる作用を持っており、濃度が高くなると逆に臭いを認識できなくなり、ガスの吸入による重篤症状や生命の危機を伴います。
今後、訓練を重ねることで、硫化水素のみならず危険物への適切な対応を身につけ、最小の被害にとどめられるよう努めていきます。
■ 開催日
４月２４日（木曜日）
■ 場所
徳島中央広域連合中消防署
■ お問合せ先
徳島中央広域連合中消防署 TEl.088-695-2149
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