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圏域の現状

本圏域は、広域市町村圏振興整備措置要綱に基づき、昭和45年に「徳島県中央地区広域市町村圏振興協議会」として発足し、圏域内の町村合併に伴い平成17年4月1日より阿波市、吉野川の2市で構成されています。平成8年度には、ふるさと市町村圏の選定を受け、5億円の基金を積立て圏域の発展に寄与する様々なソフト事業の実施を計画しています。また、ふるさと市町村圏基金の管理母体として、平成6年の地方自治法改正によって新たに創設された「広域連合制度」を取り入れることとし、平成9年2月1日全国で2番目の「徳島中央広域連合」が発足しました。その後、平成12年4月からスタートした介護保険制度に伴い、圏域内における要介護認定業務を当広域連合で行うことで、圏域内における業務の効率化を図りました。そして平成14年4月に構成町村を同じとする阿北消防組合を編入し、総合的な広域行政を進めてきました。

地 勢
本圏域は、県都徳島市から20km圏内にあり、中央部を四国最大の河川・吉野川が西から東に流れ、吉野川に沿って広がる平地部と、北に阿讃山脈、南に四国山地という両山脈からなる山地部から構成されています。
中央部の平地部は、吉野川のたび重なる洪水によって次第に堆積作用が進み、平坦化されたものです。また、山地部のうち、北部地域は阿讃山脈南麓にあたり、吉野川の支流の織りなす扇状地が発達し、ゆるやかな起伏地となっています。南部地域は、標高1,133mの高越山を頂点にして吉野川支流がつくった急峻な峡谷台地が連なっています。

人 口
本圏域の総人口は、昭和60年には93,972人(国勢調査)、平成2年には92,244人、平成7年には91,040人、平成12年には89,183人、そして平成16年には87,581人(H16.7.1現在)と減少傾向にあります。

構成町村名 面積(km2) 人口(人)
阿波市 190.97 41,490
吉野川市 144.19 46,091
合  計 335.16 87,581
平成16年7月1日現在

産 業
本圏域の就業人口は、昭和55年から平成7年の間に第1次産業就業者は急減し、第2次産業、第3次産業就業者が著しく増加しています。
町村別にみると、吉野川南岸の吉野川市においては製造業に第3次産業を加えた「都市型産業」の就業人口比率が7割を超え、「都市型産業のまち」となっているのに対して、阿波市は5〜6割と低く「農村工業型産業のまち」といえます。
【主要農産物】
吉野川沿いの低地部では、大根・なす・すいか・さやえんどう・レタス等の蔬菜類、吉野川南・北岸山麓部の開拓地では、夏みかん・はっさく・ぶどう等の果樹が中心となり、吉野川市美郷では、ウメ・ミョウガ・グリーンアスパラ・ユズ・シイタケといった山間地特有の気象条件や傾斜地を活用した果樹・山地野菜が主要農産物となっています。
【工 業】
本圏域の工業としては、主主な業種はゴム・繊維・衣服・木材等で、近年、吉野川市鴨島町、阿波市土成町、阿波町にそれぞれ工業団地が造成され、圏内にあっては比較的規模の大きい企業が進出しています。
【商 業】
本圏域の商業は、吉野川市鴨島町を核にした最寄品中心の商圏が形成され、買回品等については徳島市の商圏の影響を受けています。近年は、消費者ニーズの個性化・多様化、広域交通網の整備と車社会の発展に伴い、沿道サービス型の商業立地が増えています。

交 通
本圏域の交通体系は、明石海峡大橋、東西に走る四国縦貫自動車道を通って京阪神諸都市から2時間圏にあるとともに、四国を南北に貫く国道の結節点にも位置する東四国の拠点であり、広範囲な交流が可能な地域といえます。
東西交通軸としては、吉野川北岸を徳島市〜川之江市間を結ぶ四国縦貫自動車道、主要地方道鳴門池田線、吉野川南岸を吉野川に沿って徳島〜阿波池田間を結ぶJR徳島本線、国道192号が走り、本圏域の南側には四国山地に沿って徳島市より剣山に通じ、国道193号と接続する国道439号が通っています。
南北交通軸としては、吉野川市から阿波中央橋を通って土成IC、鵜の田尾トンネルを経て香川県の四国横断自動車道と結ぶ国道318号、神山町から吉野川市、脇町ICを通って高松空港とを結ぶ国道193号が通っています。
本圏域は、四国縦貫自動車道、四国横断自動車道、本州四国連絡架橋、高松空港などの高速広域交通網の整備に伴い、東四国における交通拠点性が飛躍的に高まり、生鮮食品の供給基地として、また、豊かな自然や歴史文化を活かした広域交流拠点として発展することが期待されます。