|救急車を呼ぶ|応急手当の基礎知識高齢者救急メモ
お風呂好きのおじいさん、ふだんからちょっと長風呂だけど今日はいつもより遅いみたい。
心配になってお風呂場に声をかけてみますが返事がありません・・・。
あっ、洗い場でおじいさんが倒れてる!
救急車を呼ぶ通報のポイント
 1.所在地の説明
正確な住所をはっきりと話す。(番地やビル名、何階の何号室か)
付近で目印となる建物や電話番号、通報者の氏名も忘れずに。
※ だれにでもわかるような目標、目印となる建物等はふだんから意識して頭に入れておくことが大切です。また、通報者の氏名と電話番号(PHSや携帯電話の場合も)は家庭外(路上や出先)からの通報の際、出動先の再確認などで必要になる場合があるのではっきりと教えてください。

 2.状態、状況の説明
だれが(おじいさんが)どこで(浴室の洗い場で)どうした(倒れている)といった事故又は発病した状況を説明する。また、現在どんな状態か(泡をふいている、血を流している)見たままの状態を簡単に話す。
※ 肩をたたくなどして名前を呼びかけ、応答したり目をあけたりするかどうかの確認が重要です。

 3.救急車が来るまでに
通報の際指示された通りの応急手当を行う。救急車にすぐ搬送できる状態にして待つ。(浴室から運び出し毛布などで保温するなど)
※ 救急車は所在地の確認ができ次第出動します。その後電話で必要な応急手当を説明しますので、冷静に指示に従って下さい。また、サイレンが聞こえたらできるだけ案内する人を出して誘導して下さい。

 4.救急車が到着
救急隊が到着するまでの容態の変化、行った応急手当の内容を救急隊員に説明する。また、持病があればその病名、かかりつけの病院及び主治医名を連絡する。
※ 家庭内のわかりやすい場所にかかりつけの病院名や病歴を書いたものを掲示しておくといざというときに慌てなくてすみます。また、外出の際はそれを小さくコピーしたものでも財布などに携帯しておくと安心です。

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