●廻り踊り
お盆前後には神社などに市が立ち、二上がり音頭と盆踊り(廻り踊り)が催されました。先祖の霊を慰め、悪病退散、豊年満作を祈願し踊られたものですが、娯楽の少ない時代は、人々の交歓・社交の場となっていました。踊りには「米とぎ」「扇子踊り」「手ぬぐい踊り」などがありますが、踊りの基本は米とぐ振りで、土に親しむ農民の汗のにおいがします。
●藤原西光屋敷跡
阿波高校の運動場の北に、西光屋敷跡と書かれた碑があります。西光(師光)は、柿原で力をたくわえた地方豪族で、国司の信任得て在庁官人の地位を与えられていましたが、あり余る才能を発揮する舞台を求めて都に上り、少納言・藤原信西に仕えました。やがて僧俊寛の山荘がある鹿ケ谷で、平家討伐の謀議に加わったとして惨殺されています。
●常慶寺
シノ原の小安地蔵として一般の人に親しまれているお寺です。 寺伝によると、嵯峨天皇の勅願により千百余年前に建立され、妙鐘?寺と呼ばれていたといわれています。 本尊は地蔵菩薩座像。迫力ある大躯の肉体、簡素な衣文、人間臭い顔つきなどは、南北朝から室町時代の作であることを物語っています。
