第1話
種蒔きの様子を見守る高開峯子さん
年で5回目を迎える大好評のソバ作り体験教室が高開さん宅で行われました。昨年は種野小学校の生徒が体験しましたが、今年は一般の参加者4人でした。スタッフは高開夫妻、佐藤館長、上柿敬子さん、商工会の高木義夫さんの5人。
9月1日(水)まずは種蒔きからです。この日はくもりで作業のしやすい一日でしたが、女性陣は日焼け防止のために長袖に帽子をきっちりかぶっていましたね。
さて、最初に高開さんから種の蒔き方の簡単な説明があり、いざ開始。親指、人差し指、中指の三本で5〜6粒つまんで、パ〜ッと蒔きます。
「ひとところにたくさん蒔いたらダメですよ〜、まんべんなく蒔いてくださいよ〜」と高開さんが言いながらお手本を見せてくれました。
皆さんはどうだったでしょうか。まぁ、しかし、蒔き方が「パ〜ッと」ですからそんなに難しいわけではありません。
種蒔きを指導する高開文夫さん
10分足らずで種蒔きはおしまい、次は耕耘機で畑を耕します。全国的にはどうか分かりませんが、美郷では種を蒔いてから耕します。その方が効率が良いからだそうです。美郷の段々畑は狭いので大きな農作業用の機械を入れることはできません。使う耕耘機は一番小さい部類に入るものですが、操作は慣れてないと、あっちへ行ったりこっち来たりとなかなか方向が定まりません。でも皆さんは楽しそうにやっていました。中でも特に徳島市内から来た男性参加者が楽しそうにしていましたので、後は彼に任して、同時進行で肥やしを撒きます。
左から稲木さん、森さん、綾野さん
この肥やしは、茅(かや)を発酵させたモノで、この作業の何週間か前に山のあちこちから刈り取っておいたものです。昔は向かいの山に何キロも歩いて取りに行っていたそうです。もちろん車などは入れず、で肩に担いで何往復もしていたそうです。
この発酵した茅を昔ながらの道具の草切りで20センチぐらいに切ります。二人一組で作業します。一人が切る役で、もう一人が茅を刃の所に持っていく役です。刃がむき出しになっているので指を切らないように慎重にしなければなりません。切った茅を耕した畑に順番に撒きます。
楽しそうに運転する稲木さん
の肥やしを撒いていると、種野小学校の生徒が担任の先生と一緒にやって来ました。途中参加です。まだ耕していない部分を高開峯子さんに耕耘機を押してもらいながら操作してみました。意外に上手。
途中、上柿敬子さんが「ネズミが出た〜、ネズミが出た〜」と言いだし、男子生徒が捕まえようとしましたが・・・。
それはモグラでした。
OK。
後から耕した部分にも肥やしの茅をまんべんなく振り撒きます。20分ぐらいの課外授業でしたが、小学生たちには良い勉強になったようです。
茅を切る佐藤館長と上柿敬子さん、奥は参加者の塩田さん
の刈り取りには小学生たちも最初から参加予定です。
さ〜て、今日の作業はここまで。1週間後に白い花が咲き、75日後には刈り取りです。
口に入るまでにはまだ少し時間がかかりますね。

To be continued.

小学生が運転する耕耘機を支える高開峯子さん

次回予告 今年は台風の影響での巻