皆さんは,普段,集中して勉強することができていますか?集中力が大切だと分かっていても,中々,勉強に集中することができない人もいるかもしれないですね.
そこで,今日は,集中力をアップさせるための秘訣について書いてみたいと思います.
スタンフォード大学の研究者によって行われた実験を紹介します.学生をふたつのグループに分けて,一方には「人の精神力には限界があるという説」,もう一方には,「人の精神力には限界がないという説」についてレクチャーをし,それぞれについて信じてもらってから,集中力が必要な作業をさせたところ,「人の精神力には限界がないという説」を信じた学生の方が,はるかに高い作業の実績をあげました.つまり,「精神力には限界はない」と信じた方が,集中力はアップするということがこの研究から明らかになりました.
普段,自分の精神力に限界があると思いこみ,「どうせやっても…」と諦めてしまうことはありませんか?今までそのように考えてしまっていた人は,今後,是非,「精神力には限界はない」と信じて学習に取り組んでみましょう.
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集中力アップの秘訣
心のつぶやき
普段,みなさんは,人前で話す時,心の中でどのようなことをつぶやいていますか?例えば,「上手く話せるかなぁ?」「緊張するなぁ」などとつぶやいているかもしれないですね.何気ない心のつぶやきには,実は,すごい力があるのですよ.
ここで,心理学の実験を一つ紹介します.
まず,大学生に対して,「これから200人を前にスピーチをしてもらいます.まずカードに書かれた言葉を自分に言い聞かせるようにゆっくり読んでください.その後でスピーチをしてもらいます」と伝え,カードを見て,スピーチをするということを3回繰り返してもらいました.カードは,①肯定的つぶやき:「うまく話せなくても大丈夫,話すことに集中しよう」,②中立的つぶやき:「日本の首都は東京,今年の干支はいのししだ」,③否定的つぶやき:「どうせまた失敗して,みんなから笑われる」という3種類ありました.
結果は,②中立的つぶやきをした人は恥ずかしさと不安は変化していなかったのですが,①肯定的つぶやきをした人は,つぶやくごとに,恥ずかしさと不安が低減していきました.一方,③否定的つぶやきをした人は,恥ずかしさも不安も高まってしまいました.さらに,繰り返す度に,恥ずかしさも不安もどんどん高まりました.
さて,この実験から分かるように,心のつぶやきによって,気分が左右されるのですね.
みなさんも,普段から,自分にとって前向きになれるような心のつぶやきを考えて,繰り返しつぶやいてみましょう.例えば,好きな歌の歌詞からひろってきたり,好きな本から見つけてきたりするのもいいかもしれないですね.
意欲的に学習に取り組むためのコツ
暑い日が続いていますが,調子はいかがですか?もうすぐ1学期が終わり,夏休みに入りますね.みなさんは,夏休みはどのように過ごす予定ですか?
私自身の中学校時代を振り返ると,いつも,夏休みの終わり際になって,慌てて,宿題をこなしていた記憶があります.「コツコツ勉強するのが大切」ということは分かっていても,なかなかそれを実践するのは難しいですよね….そこで,今日は,意欲的に学習に取り組むためのコツについて紹介します.
バンデューラーとシャンクという心理学者は,算数の苦手な生徒40名に対して,42ページあるドリルを連続7日間行う課題を実施しました.その際,①1日に6ページ実施することを目標に設定する群,②7日で42ページの目標を設定する群,③目標を設定しない群の3群を設定しました.
その結果,①のグループが②,③のグループよりも生徒の学力や学習への意欲が高まっていることが明らかになりました.つまり,学習を行う場合,大きな目標を小さな目標に分解して,毎日,達成感を味わうことができれば,結果として,良い成績につながるということです.また,教育心理学の分野では,学習の目標を設定する場合は,頑張れば手が届きそうだけど,頑張らなければ失敗しそうな目標が一番適切な目標設定とされています.
みなさんも,夏休みを有意義に過ごせるように,夏休みの初めには,自分に適した学習目標と計画を立ててみましょう.
コミュニケーションを円滑にする方法とは
例年より早く梅雨入りし,じめじめしたお天気が続いていますね.
前任のスクールカウンセラーの先生に引き続き,今回,初めて文章を書いています.
ここでは,私が日頃感じた事や,心理学に関するトピックなどを紹介したいと考えています.
今日は,相手とのコミュニケーションがうまくいく方法について紹介したいと思います.
みなさんは,誰かと話しをしている時に,「会話が弾まないなぁ」とか,逆に「会話が弾んで楽しいなぁ」などと感じた事はありませんか?お互いに共通した話題に興味がある場合に,話しが弾むことはよくありますが,その他にも,会話をスムーズにする為の方法があります.何だと思いますか?
Matarazzo et al.(1964)の実験によると 聞き手がうなずきを積極的にしたグループでは、うなずきをまったくしなかったグループよりも、話し手が話す時間が50%も長くなったそうです。 これは、聞き手の適切なうなずきが、話し手の話を引き出しているということです。誰しも相手に話を聞いてもらえていると感じれば,嬉しいですし,話を続けようと思いますよね.
日常の会話で,みなさんは,相手の話に対してどれくらいうなずいていますか?
6月も毎週木曜日の11時半~17時まで吉野中学校に来校しています.相談室の「スマイル」は,お昼休み時間以降は開けていますので,気軽に来てみてくださいね.
お別れです・・・・
今日で、この「すまいるにっき」を書くのは最後です。
校長先生はじめ吉野中学校の先生方、事務長さん、用務員さん、生徒のみなさん、ありがとうございました。吉野中学校が持つ暖かな空気に包まれて、私自身がどれだけ癒されたことか・・・・
ずっとこのページを管理してくださった小松先生、ありがとうございました。最後まで画像がでっかくてすみません。ご厄介をおかけします。
立ち寄ってくださったみなさん、私のわがままな独り言に付き合ってくださって、ありがとうございました。
どうか、みなさんお元気で・・・・・
随分寒かった冬を越して、今春爛漫
時代
地震に次いでの津波・原子力発電所事故で、みなが恐れ打ちひしがれています。人間の力の限界を思い知らされた気がしますよね。
お隣にも3歳の子供と赤ちゃんを連れて、お孫さんが関東から帰省していました。
昨日「怖いですねえ。こんなに次々に問題が起こると思っていなかったのです。すぐに地震がおさまって帰れると思っていたのに、水まで危ないなんて」と嘆いていたのに、今日は「帰ります。いつまでも怖れてはいられないので」と挨拶をしてくれました。
母は強し・人もまた強し・・・・赤ちゃんを抱っこして右手に荷物を左手に子どもの手をつないで、笑顔で去っていく若い女性の後ろ姿が頼もしくて胸が熱くなりました。
そして、心の中にある歌のフレーズが浮かんできました。
ずっと以前「中島みゆき」をポップコンテストのグランプリに導いた「時代」という楽曲があります。私事ですが、この曲を聴くと素晴らしいソングライターを次々に生むポップコンテストの入場券を求めて、長い列に並んだ若かりし日を懐かしく思い出します。
「時代」が披露されたあの日は、もう伝説になってしまいました。
プロデビューを目指す華やかな楽曲の中で、いかにも田舎から出てきたばかりという感じの少女が、ただ一人でギターでの弾き語り・・・・最初のワンフレーズで会場を魅了したというこの曲は、その時多くの人の心にストレートに届いたのでした。
今もまた、あの時と同じように素晴らしいと思います。
届け、哀しみに沈む人の心に・・・・・・
「時代」
今はこんなに悲しくて 涙も枯れ果てて
もう 二度と笑顔には なれそうもないけど
そんな時代もあったねと いつか話せる日が来るわ
あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ
だから今日はくよくよしないで
今日の風に吹かれましょう
まわる まわるよ 時代はまわる
喜び悲しみ繰り返し
今日は別れた恋人たちも
生まれ変わって めぐりあうよ
旅を続ける人々は いつか故郷に出会う日を
たとえ今夜は倒れても きっと信じてドアを出る
たとえ今日は果てしもなく
冷たい雨が降っていても
めぐる めぐるよ 時代はめぐる
別れと出会いを繰り返し
今日は倒れた旅人たちも
生まれ変わって 歩き出すよ
まわる まわるよ 時代はまわる
別れと出会いを繰り返し
今日は倒れた旅人たちも
生まれ変わって 歩き出すよ
今日は倒れた旅人たちも
生まれ変わって 歩き出すよ
祈り
3月11日卒業式の後、東北地方では地震や津波で大変なことが起こっていました。その後の被害情報や原発事故には、本当に心が痛むばかりです。
今、自然の激しさと人力のはかなさを感じています。
しばらくは祈るしかなかったけれども、やっといろいろな募金活動に協力できる時期が来ています。
吉中生徒会の皆さんも募金活動頑張ってくださいね。
阪神淡路大震災の時は近かったので、ボランティアで毎朝5時に起きて食糧事務所でおにぎりを握ったのですが、今回はとりあえずできることが見つかりません。
今自分にできることをするしかないです。
いつか臨床心理士としてお役に立てる日が来るように願っています。
幸せに・・・・・・
明日は卒業式です。
卒業生に向けて一言・・・「幸せになってください」
何を「幸せ」と思うかは、人様々でしょうが、私はこんな名言が好きです。
『幸福とは、旅の目的地のことではなく旅のしかたのことである』
マーガレット・リー・ランベック(アメリカの作家)
旅に出て、目的地に着かなければ楽しくないでしょうか?
むしろ旅に出る前のわくわくした気持ちだったり、その道中で出会う風景や出来事の方が楽しいのでは?
楽しみも悲しみも、出会いも別れも、その全てで「幸せ」は成り立っていると私は思うのです。
かの寺山修司は「幸福とは思想である。それは生活の知恵ではなくて、もっと滔々とした流れる雲のようなのもでなければいけない」と書いています。
素敵だなあ!
そして、彼はジュール・ルナール(フランスの作家)のことばが好きと言います。『幸福とは幸福を探すことである』
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